群れるな

書く前に走れ

VR小説

たとえば大好きな村上春樹風の歌を聴けを読んでて「それどんな本?」って聞かれたときの私はさ(ついてこれるかな?)、

普通の男のひと夏の話なんだけど金持ち嫌いな金持ちの鼠って友達がいて私はこいつが一番好きだからブログの名前も鼠なんだけどさあと指が4本の女の子と出会ったりラジオ聴いたりプールに行ったりビール飲んだり海沿い散歩したり女の子とデートしたりとにかく夏最高って感じなんだよね毎年春から夏の間はほぼ毎日適当なページめくって読むくらいには好きだよちなみに鼠の好きなところは鼠のお父さんどんな人?って聞かれたときに男しかも年上って答えるところ村上春樹のデビュー作で多くの人がイメージする村上春樹よりハルキハルキしてなくてハルキってないと思うから読みやすい気がしてる春樹が家で張り切るときって今日はハルキっちゃうぞ〜!とか言うんですかね?

「へえ~」

こうですわ。これは半分ワザとでさ、なぜならどっかで相手のリアクション待ちで話区切ったときに興味なさそうに「へぇ〜」とか言われたら続き話すの気まずいだろ。でもこっちは不完全燃焼になるから。空気読めんフリして話したいこと全部話し続けろ。パワーで押し切れ(推し切れ)。そういえばこの前好き勝手パワーやってたら10個上の友達に「もうずっと引いてるよ?お前に」って言われたなぁ。10個も下の人間にむかってなんだその態度は。見捨てないでくれ〜

冬の日誌について聞かれたとする。どんな本?って。いくぞ?

主人公は私なんだけどさ「え?」 お前でもあるっていうか「え??」 違う人生を追体験してるみたいな「え???」

ほらな?良質なコミュニケーションがとれる。興味もってくれそう!パワーのみなのに!

自叙伝で一人称が「僕・私」だからとかではない。

一人称(一人称?)がありそうでなかった「君」! お前だーーーーー🫵!

「これはお前の物語だ」なのよ。FF X知ってる?世代じゃない?そか

ベッドから這い出て、窓まで歩いていくときの、冷たい床を踏む君の裸足の足。君は六歳だ。外は雪が降っていて、裏庭の木々の枝が白くなりかけている。

VR?これ

話の構成が子供→大人に成長するわけじゃないのがまた映像的というか、映画的というか。急に大人になったり子供になったりする。

私が6歳のときは布団派だし寝起きすぐ窓を開ける習慣なんてなかったけど、ベッドから降りて冷たい床を踏む裸足の足、すぐわかる。

なんか今までにない読書体験をしている。体験型読書……?

ちなみにまだ60ページしか読んでないんだよな。テンションすご